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社会問題を考える


by phtk7161
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国母問題に思う・・・バッシング報道にのっかる人間たち

ようやく、オリンピックで小沢報道もひと休みといったところ。国母問題でもそうだが、世の中には何か問題をおこした人間にメディアやネットがこぞって批判報道(特に映像)をすると、そのバッシングにのっかり騒ぎ出す人間がいる。

相手の人格まで全否定してやりたいほうだい。関係機関に抗議の電話をかけるは、中傷するわ。いつも思うが、こういったたぐいの人間は結局のところ今の自分の別の不満(今の存在位置の不満)のはけ口をさがしているだけである。

なるほど国母の服装はよくない。記者会見での態度も最低だといっていい。しかし何も犯罪を犯したわけではない。非難は当然としても「出るのをやめさせろ」はいただけない。

幹部のなかにも出場停止をさせる意見もあったそうだが、だいたい服装や態度について国母に注意する機会はそれまでにもあったはずでこれくらいならあんまりうるさくいわなくてもまあいいやと思い・・・実績を重視して・・・注意しなかったのだろう。

規範違反は、競技そのものとは別のこと。オリンピックの後で何らかのぺナルティ与えればよいだけのことだ。大会出場停止など国粋かぶれのアホが考えることである。

私事になるが、私は職場で突然鼻ピアスをしてきた人間に鼻ピアスをやめるかマスクをするか即時に注意したことがある。それができなければここをやめてもらうことになるといった。結果マスクという結論に落ち着いた。

人を注意するならやはりはじめが肝心である。時宜に遅れた注意はもう遅い。それまで容認してききて、公式のイベントなら言わなくてもちゃんするはずだと思っていたすれば、責任者(幹部)も認識が甘すぎるといえる。国母は結局大会にはでることになったが、もし召還されていた場合には、幹部の首も同時にとばして当たり前だったと思う。

今回のようなバッシング人間をみていつも思うことは、彼らは決して暴力団や検察などの物理的権力機関にはこの種の行為はしないということだ。彼らがそうしないのは、万が一の仕返しされるかもしれないと恐れているからだ。ここが彼らの本質をあらわしている。それは国威をバックに自分が弱虫なのをそう思いたくなくてやる一種の示行為にすぎない。

イラク人質の高遠さんのときも、この種の人間は騒ぎたてていた。あげくにウソの出前やタクシーの依頼などの嫌がらせまでやるしまつ。これは国粋馬鹿議員が・・・今や落選してただの人も多くなったが・・・「反日国民」とやりだし、それに馬鹿メディアがのっかた出来事だった。これこそまさに、イジメ大好き人間たちの集いといえよう。

物事のある一点だけをみて、全部を非難する。全体の流れや本質にあるのもをみようとしない、挙句にその批判行為もやりたい放題。こういうバッシングとイジメの構図は同じなのだ。それだけ弱い人間が多いということだろう。
by phtk7161 | 2010-02-16 15:42