社会問題を考える


by phtk7161
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消費税大詰め国会とタイミングのいい小沢元代表田中美絵子議員のスキャンダル

いよいよ消費税国会も大詰め。野田役人操り人形内閣と、旧態然の役人政治復興を目指す自民党とのコラボが進むなら、法案はとおることになる。
消費税をあげるにしても、今度の(消費税)法案は論外である。やるなら次の2点をきちんとクリアする必要がある。

今回の社会保障・税一体改革関連法案と銘打っているが、これに行政改革(役人側の支出の削減)も加えて三位一体しないと、補充したガソリンの垂れ流しと同じで、税収をいくらあげようが効果的な財政運営は望めない。これが一点。

もう一点は、今回の消費税(増税分)は福祉目的化に固定することである。固定化せず役人が自由に使えるとすると、どうしても役人とその仲間たちのほうに回る分がでてきてしまう。目的化することで、役人の使い道を一定の枠にはめさせてしまうことが重要である。

      ☆        ☆        ☆

上記を読まれてそこまであなたは役人が信用できないかといわれれば、「全く信用できない」と私は答える。

民主党政権ができてひとつだけましになったことは、これまで自民党政権下で隠されてきた出来事がかなり明らかになってきたことだ。この点だけは評価していいと思う。
このおかげで、いかに役人がその場しのぎの政策で問題点を先送りしてきたか、しかしその一方で自らの利権だけはきっちり確保してきたか、明白になった。年金しかり原発しかりである。

      ☆        ☆        ☆   

今の野田内閣はなんとか政権を維持・遂行しようとするあまり、旧態然の自民党政治と形において同じになってきている。期待した岡田氏にも「やはりあんたも役人だったか」と言わざるを得ない状況だ。

今日本で一番威張っている政治家、役人出身自民党の伊吹くんを見ればわかるが、あれが役人の本当の姿だ。役人は腰を低くして見せていても、一定年齢に達した役人の内心はあれと同じである。

「下々のものは優秀な私たちに従え」「役人は優秀だから間違いないなどしない」「役人のやることはすべて正しい」まさに上から目線。今伊吹君は内心外面ともに役人の本当の姿をさらけ出してくれているわけである(それにしても威張りすぎだ)。

役人の利権確保の習性は、じつは個々の役人に原因があるのではない。殊に若い世代の役人は優秀で勤勉で高い公益性を意識している人物も多い。しかしそういう人物でも長年この組織にいると、組織防衛優先の人間になってしまう。公益を害しても組織を裏切らないことが優先され、それが優秀な役人であるということになってしまうのだ。

そうなってしまうのは長年続いてきた組織の体質に原因があるからだ。したがって、これを是正するには一度その本質をぶっ壊していくか、そうでなければ法の網で外枠をはめ彼らの組織防衛の動きを封じてしまうしかない。

       ☆       ☆       ☆

今回の法案についてもそういう議論になってほしいと思っているなか、今反消費税派の議員についていくつかのスキャンダルがこのタイミングででた。

ひとつは小沢元代表の奥さんお手紙、もう一つは田中美絵子衆議院議員の不倫疑惑。小沢氏の奥さんの手紙については一方側からだけの言い分(内容的には彼女の推定にすぎないことも多い)だから全部を鵜のみにするわけにはいかない。

田中氏の方は、彼女の生き方をみればこういうこともあっても不思議ではない人物だから、「しょうもな」と思うけれど、でもなぜこの絶妙のタイミングで記事にという疑問は大いにある。

今回この記事をだした両者は、権力に食わしてもらっている週刊誌「文春」と「新潮」。ほとんど計画通りのにおいぷんぷんで、反消費税への打撃の意図があることはまず間違いない。またこれで財界から(旧態政治を支持する企業から)の広告も維持でき、両誌とも飯がくえるというわけだ。相も変らぬ旧態然の政治体質をもつ両週刊誌。それもま2chと同じレベルと考えていればいいだけのことなのだけれど。この種の出来レースは、これからもまだまだ続いていくのだろう。
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by phtk7161 | 2012-06-14 14:54