社会問題を考える


by phtk7161
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さてそこでもう一度小沢問題。今回の献金の件を、問題の本質から考えれば確かにいいことではない。しかしそれでは、彼が今のレベルまで責められる・・・辞任を迫られる・・・必要があるかといえばその必要はないといえる。同じことで数千万受け取ったといわれ議員もいるなかで、形式犯での彼の秘書だけ逮捕という事実。しかも政治資金として受け取った金額は全て表にだしている(届出をしている)。表に出さないまま(届出をしないまま)裏でカネをもらったものに比べれば、はるかにましだ。

以上の事柄と過去の政治と特捜の捜査ありかたから総合して考えれば、今回の検察の捜査はその罪質と同罪での与党の疑惑の存在を考える時まさにバランスを失した反則技といえる。選挙を前にして、一方のみの政党に介入した検察の罪は重い。金の問題については、検察自身過去の事柄を胸に手を当てて考えみてほしい。今回の形式犯レベルでは、彼らだって人のことはいえないはずだ。

そして「小沢はクリーンではない」という巷の人々にも一言。そんなにあなたはクリーンですか。じいちゃんばあちゃん、おばちゃんおじちゃん、そこの若者、あなたがたは、業者にたかったことはないですか。ない?では金はたからなくても真面目にやっているひとを尻目に、ずるをやったことはないですか。一切ないというならりっぱの一言。小沢氏やめろの批判もいいでしょう。

でもそうでないなら、あなたのそういうところが変わらない限り、小沢氏を辞めさせてもあなたの望むようには政治はかわらない。委任者(主権者)がかわらなくて、代理人(議員)がかわるはずがない。小沢氏のやったことは、その過程に違いはあったけれど政治資金として受け取った金額はオープンにしてきた形式犯。贈収賄ではない。贈収賄なら、私も小沢氏を許さない。代表どころか議員を辞めるべきだ。しかし今回の件はそうではない。ただの形式犯だ。その本質は、あなたのやったズルと変わらない。そういうことです。

ちなみに職的なことや入学試験や資格試験で私はコネ・・・親のコネなど論外・・・やズルなどつかったことはない。人に理不尽に・・・地位を利用して・・・たかったこともない(生理的にうけつけない)。それでもたとえばコネを利用してどうしても一度応援したかった日本シリーズのチケットを手に入れたり航空券を並ばずに手にした・・もちろん両方とも代金はきっちりはらった・・・ことはある。それももちろんズル。でもそうした行為は、人様よりは少ないほう・・・あくまで主観的だけれども・・・だと思う。

でもだからといってコネを使いたかる人間を、私は一律に非難しようとも思わない。生きていくために人には生きてきた過程でそれぞれいろいろ事情がある。非難するとすれば、そういう人間がみずからのことは棚に上げて、他人の所業を批判した時だけである。

私は今回の小沢辞任を求める空気が許せない。小沢氏は辞任する必要はないと断言する。もし彼が辞めたら、それは今回の検察(特捜)の捜査を肯定したということになる。今回の検察の捜査はもっと多角的に検証されるべきだ。この問題は与党野党は関係ない。検察と政治との適切な距離間・・・対象となる罪質と捜査のバランス・・・の問題なのだ。今回の捜査が肯定されたままなら、仮に代表をかえ政権交代できたとしてもそれは本来の立憲民主政治のあるべき姿とはいえない。

もっとつこんでいうなら、私は検察の捜査の流れに乗っかったまま物事のバランスも考えず小沢辞めろを唱える100%ピュアーな有権者・・・もちろん皮肉・・・のご機嫌を伺い、代表をかえるような選挙なら、極端な話選挙なんぞ勝てなくてもいいと思ってる。そんな選挙で勝利したところで、そんなもの国民の本質が変わっていないのだから、真の立憲民主制とはとてもいえない。それが私の結論である。今度の西松建に絡む献金問題のテーマは今回でもう終わりにしたいと思う。次回からは別のテーマで書くことにします。
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by phtk7161 | 2009-04-21 03:13
人というのは勝手なもので、他人のことは批判できるが自らのことになるとからっきしといのはよくあることだ。昔の政治家が好んで使った「些事にかまけても大事にはかまけず」というのも、いいようによっては詭弁で、そもそも何が「些事」で何が「大事」か、考えて見ればその区別も難しい。

昨今の公的な人物や制度・・・公務員や政治家に関する・・・に対する国民の声もそれと同じで、一面ではその通りといえばその通りなんだけれども、ただそれまでの過程を一切無視しまるで100から0にしろという理論を越えた感情まるだしだけの批判もこれまたどうかと思う。

胸に手を当てて考えてみれば、平凡な人間を自認している国民のほうも立場の優位をいいことに、相手に物をたかりあるいは便宜を求め、あるいはインチキをやったりする。参加しているものみんなが公平に扱われることが前提なのに、自分だけコネを使い特別に「楽」に何がしかのものを得ようとするものは巷にも大勢いる。だからそういうことを踏まえてうえで、総合的に公的な(政治的な)問題も考えていかなければ未来につながる政策(政治)・・・バランスのとれた社会・・・など実現できようものない。

朝からならんで順番にチケットを手にすることがルールなのに、自分だけコネを使いならばずチケットを手にする。予約以外はやはり順番が前提なのに、便宜を図ってもらう。そのかげで地道にやっている人間があと回しされることも想像しない。もう少し大きなレベルになると仕事を与える見返りに、バックマージンを要求したり、金でなくとも高価なものを「欲しい」とねだる。そこのあなた、あなたはそんなことはないですか?

これが民間なら許される(公的なもの比して犯罪になりにくいという意味で)といえば確かにそうだ。しかし政治がゆがんでいくその根底には、公平に見て優先すべきことがらが恣意的に変えられ、それにより本来あるべき姿がゆがんでいくという構図がある。つまり本質ではそこに公的・私(民)的の違いはない。涜職の罪が公的なものに限られているとしても、私的なたかりも本質的には許されない・・・それを世間では道義的というが・・・はずなのだ。

同じような私的取引でたかる者とたからない者の両者が存在する。たからない者が存在するのは彼らがその行為に反規範性を感じているからにほかならない。それをするかしないかは結局は人間性・・・規範性・・・の違いということになる。そこに公的・私的の区別など関係ないのだ。

私(民)的世界にも存在する、たかり、コネの風潮。「長いものにはまかれろ」でそれを許してきた世間(国民)。そういう巷の空気を換えないでままで、今ただ公的事柄・・・政治・・・だけにフェアーをもとめるのなら説得力のない話である。

数日前の小さな新聞記事に、中央大学の替え玉入試の不正が載っていた。身代わりをたのみ、入学手続き時の写真の違いに事務員が気づき発覚。入学を取り消されたそうだ。明大夜間部の「ナベやかん」や早稲田・慶応などの不正問題の時は、世紀の犯罪者扱いで大騒ぎしたメディアが不思議なことに今回は非常に大人しい。刑事犯でいえば私文書偽造・・・筆記入試であれば・・・や業務妨害が成立しかねない事件なのにどうもこのままスルーされようとしている。

入学試験など、一番公平性が問われるはずだ。合格基準を満たした者から順番に合格させていくそのシンプルだが、一番フェアーな形。それすら遵守せず、しかもその不正を厳しく追求しない世間の風潮。「不正がありましたから、取り消しました」入試制度一般への信頼を考える時、それですむ話なのか。政治への批判に比して、まるでいいかげんな世間。駄目だなあと思う。

メディアが大きく取り上げあるいは公的機関(警察・検察・役所)が乗り出せば「大事(不正)」。そうでなければ「些事(ささいなできごと)」。物事の判断を国民がこの指針・・・メディアや公的機関・・・に頼る限り、この国の未来はない。自らの頭で考えるバランス的思考もないままに、感情面だけを既得権力をいいように操られたまま・・・メディアとともに時に怒り憤り、時に喜び・・・なら本当のチェンジなどできるはずもないのである。
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by phtk7161 | 2009-04-21 03:02
このところの政治資金規正法違反の捜査や、それに関するメディアの小沢攻撃をみていて感じることは、政治家としての扱いでは小沢代表はとっくに首相となっているということである。その証拠に昨今の自民党の対民主党への姿勢や反応をみると、まるで野党のようにみえることが多い。

今の与党には政権党としての余裕が感じられない。そのことを世間が意識しているかどうかはともかく、少なくとも既成の日米関係に政治的力もつ者にとっては、近時小沢という政治家が格段の重みをもつ存在となっていたことは確かである。

その小沢代表が、共和党の大統領候補だったマケイン上院議員と10日に会談することになった。この会談。新聞の記事では淡々と会談予定の事実だけを伝えているが、ただ単にこれを「そうなの」でスルーしてはいけない気がしている。

一部報道によるとこの会談は、3月中旬頃にマケイン氏側から打診があって実現したとのこと。小沢氏の秘書逮捕が3月3日だったから、その日から会談打診まで約1~2週間程度あったことになる。私にはこのタイミングがどうも気になる。

小沢代表はこれまで一方的な対米追従に疑問を呈してきたし、政権交代の可能性が世論調査などで現実味をましてからは、その姿勢はなお強くなっていた。あの「第7艦隊で十分・・・」発言など、常々日米安全保障を日米軍事共同体命と考えている・・・ただし一方的追従での・・・日米関係者にとっては驚愕の内容だったはずだ。

安全保障に名を借りた、莫大な軍事(兵器をはじめとするその他もろもろ)がからむことがらには、とてつもない大きな経済性がひそむ。経済性だけでない。それをはじめとしてひいては憲法改正の問題にいたるまで、日米間の既成の政治勢力(官僚を含め)との間では、すでに様々な利権(軍事利権)や計画(憲法改正や集団的自衛権)の青写真ができあがっている。

これらの利権や計画は、もし小泉政権的ながれが続いていたなら(参院選での与党の大敗がなかったなら)、もっとマッハのスピードで順調に進んでいたはずだった。しかし参議院選における野党の大勝と、その後の日米関係見直しにふれた小沢発言がそれに歯止めをかけた。

それは既存の日米関係の政治勢力にとってもっとも憂うべき事態だったといえる。この意味で小沢という政治家は、アメリカ側にとっては特別な存在の・・・ある意味では困った存在の・・・政治家となったのである。

その小沢代表が米軍高官出身・・・当然軍事関係とのつながりは深い・・・のマケイン氏と会談するという事実。これをどうみるべきなのか。

今回の会談が、民主党が政権を獲得するための形式的パフォーマンスなのか、それとも日米関係見直しの中止を意味する・・・これまで通りの既定路線で進める・・・手打ちなのか、それはわからない。だた対米追従是正をめざす彼が、秘書逮捕後の政治的ピンチの中でアメリカ軍事関連に強い影響力もつマケイン氏と会うそのことは、単にスルーすべき問題ではないことは確かだと思う。

今回の捜査と会談のタイミングが、偶然なのかあるいはそれとも意図されたものなのかはともかく、政治資金規正法違反の捜査が、これまで通りの日米関係(もちろんアメリカの関係者も含む)を望む者にとって追い風になったことは間違いない。

そういうなかでの会談。さてそこで小沢代表は、今後のこれまで述べていたような日米関係への姿勢を変えてしまうのか(追従型に戻るのか)、それともこれまで通り突っ張るのか。意外にこの会談、今後の日米関係の分岐点・・・見直しの流れがどう動くのかという意味で・・・となるかもしれない。その意味で、会談後の小沢代表の日米関係での動静を(発言を含め)注視していきたいと思っている。
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by phtk7161 | 2009-04-08 01:02
5月に解散説がとびかっている。しかしそれはまず9分9厘ない。なぜか。それは麻生首相の内心を考えてみればよくわかる。

7月の主要国首脳会議(マッダレーナ・サミット)。これに麻生首相はなんとしてもでたい。5月解散がないといえる根拠は、その一点で十分。それは単純すぎるって?そうでもない。麻生首相は小泉元首相ほどくわせ者ではない。人としては、いい意味でわりに単純。サミットは周りで見ている人以上に、当人にとっては晴れの舞台。私たちが思う以上に、首相になったものにとっては1度はでてみたい場所なのだ。

外遊時の、外国の要人と話す彼のテンションをみてもわかる。彼のアドレナリンは確実にあがっている。その彼が、サミットにでれなくなるかもしれない危険をおかしてまで解散などするはずがない。そして解散は首相の専権事項。である以上これが当然の結論。ま並みの首相レベルなら、首相とはいえ同じ人間である以上こんなもんだ。単純すぎるようんみえて、これほど強いといえる根拠も他にない。

だから解散は8月以降。ことによっては、任期満了の可能性もかなりありうる。でとにかくその投票日前1ヶ月の間に、ある程度予想できることもある。それは、メディアによる強烈な小沢攻撃である。それが検察が絡めてのことか、ネタとしてカネ(その可能性が強いと思うが)でくるかどうかそれはわからない。しかし、その一ヶ月の間に、とにかくなにかインパクトのあるものをとりあげ「小沢は悪い、悪い」コールで責め立てるはずだ。

それほど、既存の地位に安住している政官財は、小沢民主党政権が怖い。だから子飼いのメディアをフルに使って攻め立てる。そりゃそうだ。もし小沢民主党が政権誕生すれば、年金問題や埋蔵金の問題以上の驚くべき事実も明らかになってしまう可能性もあるのだから。あせるはずである。

だから昨日も西松建設の捜査ネタが行き詰ったとみるや、政官財御用達メディアは今度は菅代表代行の発言をとりあげ民主党の内紛期待の報道ごっこ。こういうメディアをみると「あんたたちは中学生か。」とつっこみたくなる。「○○ちゃんが、△△ちゃんの悪口いってた」まるでそのレベル。おまけに「菅が総理大臣になりたいから、そういった」と、これまた一人の民主党議員の意見・・・とある民主党がそう言ったんだとさ・・・をつけて放送。

もちろんこういうしょうもない意見をいってしまう、ガラクタ議員も民主党にいるにはいるだろうが、菅さんの発言は選挙をにらんでの危機感からでた(都議選もあるし)までのこと。それは、多くのまともな民主党議員・支持者なら衆目一致している。

だから、いいかげんこういう陰湿な中学生レベルのいやがらせ報道(放送)はもうやめたほうがいい。「報道」の名が泣いてしまう。ここまでくると、怒るより本当に彼ら(あえてどことはいわない)の精神状態の方が心配になってしまう。おいおい君たち大丈夫かと。このままでは、この手のメディアの報道は報道でなくなっていき、最後は一方通行的2ちゃんねると化してしまう。面白半分いたずらずきの中学生が、メディアをきどってはだめだろう。早く大人にもどらなければ。

メディアに関する余談が多くなったが、とにかく5月解散はない。そしてここまできたら、小沢スキャンダルがでようがでまいがもう腹を決めて勝負するしかない。今重要なことは政権交代の重要性を国民にとき、その実現を目標に党がぶれないこと。その一点。ぶれれば、相手の思う壺だ。

また政権交代を能できるどうかは、主権者たる国民の責任でもある。議員だけの責任ではない。その意味で前回衆院選大敗直後、岡田代表(当時)が記者会見で述べたことは正しい。ある意味、両者は両輪なわけだ。だからそのことをむねに、有権者に対して媚びすぎることなく8月以降に選挙の照準を合わせ野党にはぜひ頑張って欲しい。
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by phtk7161 | 2009-04-03 04:26